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夏​影​フ​ィ​ー​ド​バ​ッ​ク​ノ​イ​ズ​Vol​.​2

by various artist

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1.
夜が終わる星が消えてく 姿も見ず泣いてた 静かなまま横にたたずむギターは僕を見て笑っていた ひとつひとつ確かめるように 足下だけ見ていた かき鳴らした僕らの音は 何もかもが違って聴こえた 僕は今 生きてるよ 叫んでも 雑音が邪魔するよ さんざん並べたエフェクター みんな踏んでみたけれど 聴こえないよ 聴こえないよ 誰の音も聴こえてこないよ どれだけ重ねた言葉 うるさく鳴らしてみても 届かないよ 届かないよ 誰とも目が合っていないね 僕は今 生きてるよ 叫んでも 雑音が邪魔するよ さんざん並べたエフェクター みんな踏んでみたけれど 聴こえないよ 聴こえないよ 誰の音も聴こえてこないよ どれだけ重ねた言葉 うるさく鳴らしてみても 届かないよ 届かないよ 誰とも目が合っていないね 本当に必要なものは 少ししかなかったよ 前を向くよ 前を向くよ 下には大したものなんてない 星空は奇麗だな 人は優しいんだな 澄んでいるよ 澄んでいるよ ノイズのその向こう側まで 
2.
るらら、車を走らせて、君の知らない街へと行こうか るらら、星の綺麗な場所だとか、波打ち際なんてのも良いかもしれない あとどれだけ時間は待ってくれるのかな。僕ら、いつか離れ離れになって忘れちゃうんだろうな 過ごした日々を。 未来がまだ輝いて見えた頃とは違う。夏の匂いと、君が笑ってくれたのをまだ覚えていたくて。胸が痛いのだ。  フルカラーで残しておきたかったはずのデータフォルダは見つからなくなって、セピア色に褪せていく写真は、僕と君と、それ以外、全部!! 未来がまだ輝いて見えた頃とは違う、今は違うの。 「私、そろそろ行かなきゃ」次の信号で降りるつもりは無いんだけど。 僕はただ、ただ「このままでいれればいいのに」そう思っていて。 逃げ切れる訳なんてないのに どうして、涙があふれた。 未来がまだ輝いて見えた頃とは違う、今は違うよ。忘れたい事は忘れられてさ。忘れたくないことも忘れていってしまうから。さよならだよ。
3.
淡い恋だけが 夏に溶けていく 真昼の夢 蜃気楼 頬から伝う色に 響く声だけが 影を繰り返す 優しい嘘 白い肌 触れたら壊れそうだ 歪む音だけが 夜を埋めていく 儚い歌 ヘッドフォン 言葉は甘いメロディ 愛のない僕の世界 俯いて鳴らすトレモロ 愛のない君の世界 踏み込んで鳴らす壁の音
4.
5.
お化けの言葉 脳裏をよぎってる さするみたいに髪を 7回梳かすと 心任せに 今日が上手くゆくよ 人懐っこい 冥王の手にかかり 捕捉した陽炎 スピッツ抱く感覚 やんわりぼくの口こじ開けて 悲鳴をぬすんだ 紫紺のかおり 漂うファゴット吹き 終始点に立ち 明星に応答 高度-1000km 羽毛のレイヤー泳ぐ 急速潜航で下へ下へ運ばれ 命を塗装した 真空パックした架空 即興童話はつづく きみは態と回路の編集もミスって 実をすぐってた
6.
心の隙間に 聞こえてくるチャイムは 耳を塞いでも 人となり爪弾く気がして 器を諮る手 未熟者は捨てた 孤独に報いる努力も 善処も無いまま 逃げ出した春と修羅 誰にも見えないレール 自分で描いた地図 行き先の知らない航路 気付けば独りだ 揺れる車窓の中で 僕は見送られる背景 大きな期待値 ハズレばかりの教壇 使えぬモノ指し 決まり事は何時でも不可抗力 相手を認めず 認め合う筈もなく 己の価値観 それが間違いの原因 もう守る意味の無い 自分の理想に押し潰され 羽ばたけるイメージ 空想ばかり膨らませ続けた 中身の無い卵 誰もが盲目の指揮者 さあ手の鳴る方へ 陽の目を見る頃には 光を酷く憎んでた 個性に依存して 得意気に騙された 個人差もなく 機能することが社会のシステム 子供の理屈じゃ 会話を妨げる 君の能力は知れてる 適切な施設は何処に 幻滅しないで後悔しても 誰にも縋らない ただ一人の世界へ もう一回 この手で居場所を作るんだ だから君は独りぼっち ピアノ叩いては気休め 諦めてた昔の自己実現 瞼閉じればチャイムの音が消えた 今この時だけが 僕の大人になれない境界線 最後の夏 歌う季節は過ぎ去り 想いを残せば 憂いは熱意へ 冷めれば思い出 茹だる様な 熱暴走さえも 全ては何年間を 無下に棄てた宛て付け 自己欲求の夢などは幻想 崩れていく形の無いゴミ さよなら 積み上げてきた僕の感情 叫び足りない音に乗って 自分を変えなきゃ 動かない風景 窓を壊して 世界を変える翼を手にした
7.
神様がかけた消しゴムの 滓として残った私は この机上から払われる前に 貴方に伝えたい事があるの 大丈夫そう言い聞かせ 我慢する 貴方は嫌い ゆるやかに終わる世界の 中で静かに生きてた 貴方は私とどこか似ていて 嗚呼 ほんとうのとくべつになった 沢山の思い出が 貴方の事を苦しめてしまわぬように 「海が記憶を吸い取って...」 なんて御伽噺みたいに 私も呑み込んでしまう前に 貴方に伝えたい事があるの 誰かの為に泣ける 貴方が 私は好き ゆるやかに終わる世界の 中で私は叫んだ 「ずっとずっと憶えていて私の事を」と ほんとうのとくべつだった 沢山の思い出を 貴方に忘れないでいて欲しい いつも見守ってるから
8.
例えば言葉が一人だけ 伝えて響ける一人だけ 時間は動かない わかってる 僕らを引き裂く 一つの景色 わかってるから ありがとう。そう言おうとして届かなくて 先に行くからなんて言葉は聴きたくなかった 一人の時間を集めて 亡くした時間を探して重ねてみる 今日は最後の一人の夜さ 遠くへ旅立った君を見送った そのための言葉をまだ探してる 少しずつ時間も過ぎて いろんなものが零れていく やっと見えてきたきみのいない世界が僕に響いているんだ 全部揺らいでいる 見つけてみて見つめている 君を探す面影の詩 どこにもいないって知っているから君のいないこの世界で 忘れたくて、でも浮かぶ。君が笑う夏の影が 無くせなくて、終われない。君の残滓≒残響 君のいない色の褪せた灰色だけの今 先に進むけど時には思いだしてもいいよね
9.
僕から 淀んだ 何かを溶かしたいんだ 「貴方と おしゃべりしたいんだ」ってさ 仮面を 幾つも 付けて笑ってる それらは すぐに剥がれて 「貴方は いつしか 壊れてしまうわ」 何度も 何度も 繰り返すばかり なんでこうなったんだろう 仮面に泥が付いていた 「今すぐ 会いに来て」 醜く叫ぶのだろう 「今すぐ 側に来て」 奇妙な表情をした 「それでも 会いに来て」 「貴方など知らないわ」 「それでも 側にいて」 何の為? 誰の為? 破綻して 淀んで 小さな 繋がり それ以上を欲張ってる 治らない 病が 蝕んでいる 寂しさ 悲しさ それらが 僕の 持つべき 全てのようで 耳は 溶け落ち 視界は眩んだ 最初に 聴こえた 誰かの言葉を 何で忘れたのだろう 耳は傾かないのに 「今すぐ 会いに来て」 自分の声も届かない 「今すぐ 側に来て」 汚れた手を差し出した 「それでも 会いに来て」 「貴方どこか怖いのよ」 「それでも 側にいて」 何の為? 誰の為? 「貴方が嫌いだ」 「貴方が奇妙だ」 「貴方は壊れた」 「貴方は」 「貴方は」 「今すぐ 会いに来て」
10.
錠剤を 一度にみっつ それだけじゃ もう足りないのかな 手のひらに 転げ出した 萬の達を 全身が逆立ちしていく 僕はただ痛覚を着てく 苦しくない むしろその逆だ 起きながら見る夢 目の前の 車消えた 目がみっつの 人が騒ぎだす 脳の中 震えだした 萬の達を 口の中巻き戻していく 僕はただ何も見えなくなる 楽しくない 顔が震えていく 黄色く飛ぶ光が 脳の中 震えだした 萬の達を 全身が逆立ちしていく 僕はただ痛覚を着てく 楽しくない 顔が震えていく 黄色く飛ぶ光が
11.
雨がまるで夢みたいな 朝凪の季節を瞼に届ける 水の音も海の色も 少しだけ嘘をついてるようで 心にもない言葉も 口をついたら止まらなくなる 朝露の美しさを 使い古してひとつ先へ キラキラ光る思い出だけ 捨ててしまえばそれでいいの 暁越えて青一面 炎天だけがただ白く 白く さよならを繰り返した 気が付けばもう戻れないほど 彼方から夕立の音 終の気配もかき消される キラキラ光る思い出だけ 捨ててしまえばそれでいいの 水平線が溶けあって 雲の稜線はまだ遠く 遠く
12.
冷たい氷が口を濡らしたんだ 夏風さらさら 綺麗な女の子が笑ってたんだ 夏色一つ数えた 消えない暑さに身をゆだね歩くよ 夏街ゆらゆら あの日の夏の終わり際が僕には 全てな気がした 過ぎ行く僕らの夏は蝉時雨  変わり行く今と黄昏際のノイズ 消えた8月を取り戻したいな 夏空僕に残したステイドノイズ 冷めた夢を思い出して いつかの思い出を見つけたこの夏 何を思うの 消えない夢見しあの頃の自分が めぐりめぐって 今そんな自分はいないけど あぁ、そうだ変わりたくないんだ 過ぎ行く僕らの夏を夢に見て 変わり行く今は俯きサマーエンド あの日の自分を、あの日の気持ちを いつまでも紡いでくれますように... 過ぎ行く僕らの夏は蝉時雨  変わり行く今と黄昏際のノイズ 消えた8月を取り戻したいな 夏空僕に残したステイドノイズ 8月のノイズは消えない 変わりゆく日々も、変わらない僕も 夏空僕にの欠片ステイドノイズミー 覚めた夢を思い出して
13.
甘い空気に 包まれて 指先触れる 懐かしい匂い 最後の思い出は 微かに浮かぶ 花の記憶 どこまでも 深く悲しい 霧の中で 名前のない場所 彷徨い 幻想の欠片を かき集めて 僕だけの主観 広がってゆく 夢現の風景に こぼれ落ちた 有彩色 あの日のフレーズが リフレインしている 瞬き 重ねる度 鮮やかに 無意識に 溺れてゆく 内気な感覚に 鍵をかけよう 「サヨナラ」微笑むの 僕という存在と 飽和すれば 明日の不安を 投げ捨てたら 消え去ってゆく 白昼夢、空 漂う三日月を 追いかけ エンドロールを 繰り返し また追いかけてる 何もかも忘れて 閉じこもっていたいから 置いて行かないで 愛しい時間よ まだ一人 優越感に 浸りたい
14.
紙飛行機が一つ飛んだ 照らす夕日に届きはしない 君はいつでも 隠し事が 顔に出るのよ 昔からね 君が好きだ ……君が好きだった その言葉は、その心は、行く当てを失ったまま 立ち尽くした 涙さえも流さずに 夕日は沈むものと確かめている 寄せては返す波を見ていた 思い出すのは君ばかりだ あの夜に溶けた心なら もう探せはしないから 幸せとか不幸せだとか 知らないけど、笑う君につられた 君が好きだ ……君が好きだった その言葉が、その心が、行く当てを失ったから 眺めていた、夕日にただ憧れて 終わりを告げるために 空に飛び出した 紙飛行機が一つ飛んだ それを今でも覚えている
15.
ただ泣いていた 家具のない六畳間は 独りの夜に広すぎるみたい 手持ち無沙汰で火をつけるハイライト やめてた日々もさよならなんだ 「眠れないならビールでも飲まない?」 尋ねる声はもういないから 汗ばむ夜に湿ったシャツで拭う 最後の涙 もう忘よう 何回傷ついたって 何回壊れたって どうしようもない日々は続く 後悔だけ残したって 正解も分からぬまま いいよ いいの  慰めるように月は嗤う
16.
あの日失くした何かを取り戻したとして、 僕らは、今日までを笑える? 明日からを焦がれられる?  ……君は、どうだ。 昨日見た映画で滅んだアメリカのように、  僕らの明日は今日にならないかもね。 そしたら君はどうするつもり? 僕はもうさ、どうだっていいや……。 アメリカを滅ぼそうよ。アメリカを滅ぼそうよ。 アメリカを滅ぼしたら、メキシコでプティ・モンテリアを飲もう。 明日を焦がれるのはもうやめにしよう。 今日までを肴にして、朝まで騒ごうよ、ジュビリー。
17.
西日受けて 枯れた写真に映る 眩しそうに笑う 少年の僕 君が見る いまの僕はどうかな? 少しだけ臆病になったのかもね 通り過ぎた日のなかで なくしたものは 見つからないと決めつけていた 胸の中 ぼやけたノイズに 心地良さを感じて 閉ざしてたんだ いつのまにか 小さな僕の 声はまだ届かない 小さな君の 声はまだ届かない 思い出を言い訳にしていた 後悔や諦めは洗い流そう 夕立が過ぎる度に 高くなる空 透き通る秋待ちの気配 遠ざかる夏のノイズ やがてかすかに 聞こえだす 幼い呼び声 もういいかい まだだよ もういいかい まだだよ もういいかい もういいかい もういいよ   もう行くよ

about

今年も有志によるシューゲイザーコンピレーションを企画させて頂きました。ひと夏の思い出をノイズの衝動とともに...

credits

released August 30, 2015

夏影フィードバックノイズVol.2
presented by sakishi
M1.SUGA
M2.カミヨラユイ
M3.ゆきち(yuki_chk)
M4.Tsküd∀nì
M5.Valon
M6.Mimosine(熱平衡P)
M7.motif noi
M8.ody423
M9.ハシマカナメ
M10.サナトリウム^q^ feat 佐天まがお
M11.にせもの
M12.Sakishi
M13.香
M14.ぴぼ
M15.shun-zei
M16.American Last Night feat.34
M17.セウマン

Album artwork:沢田凛

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